[마이니치 신문] 한일 협력은 '시대적 소명' ... 첫번째 과제는 북한 핵 무기 대응
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관리자
등록일 :
2023-03-30 12:32:42
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日韓協力は「時代的な宿命」 課題は北朝鮮の核兵器への対応
毎日新聞 2023/3/30 15:08(最終更新 3/31 06:09) 1371文字
鄭起雄・韓国外国語大教授=本人提供
3月の日韓首脳会談を踏まえ、日韓関係はどこへ向かうか。東北アジア地域の外交に詳しい韓国外国語大の鄭起雄(チョン・ギウン)教授(政治学)が現状の見方を寄稿した。
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3月に訪日したことによって、長い間冷え込んでいた両国関係の改善、そして新たな協力関係の構築が期待されている。両国内では今回の首脳会談で「どちらがより得をしたのか」を巡り、論争が続いているが、協力に向けた動きを妨げないようにする必要がある。
我々は今、地政学の復活と新冷戦の到来という、危険で不安定な世界情勢下で、自由民主主義国家と権威主義的独裁国家の対立構図が形成されていく様子をまのあたりにしている。人類共通の普遍的価値を、これからも守る意思があるのかという、根本的な問いを投げかけられている。
尹大統領は慶応大での講演で「自由、人権、法治という普遍的価値に基づいた自由民主主義と、それを共有する韓日の世界平和と繁栄に向けた努力」を強調した。韓日両国は自由民主主義という核心的な価値を共有し、地理的にも隣接していて、協力の好循環を作ることが可能な経済構造も持っている。韓日協力は、時代的な宿命だ。
何よりも喫緊の課題は、北朝鮮の核兵器への対応だ。個人的なカリスマに頼った支配を世襲している北朝鮮は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の娘を登場させることで、4代目の世襲に向けた準備を着々と進めている。1993年3月、北朝鮮の核拡散防止条約(NPT)の脱退宣言によってもたらされた北朝鮮の核危機を解決できず、30年という時間を無駄にしたことを繰り返してはいけない。
尹大統領は4月に訪米し、5月に広島市で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)にも招待された。両首脳はこれらの機会を通じて、お互いにとって同盟国である米国との協力も拡大することができるだろう。韓日間の緊密な情報共有と安保協力は、北朝鮮に対する圧力として有効であるだけでなく、米国との共同戦線を構築する上でも効果的だ。「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」の正常化は問題解決に向けた大きな一歩だ。
韓日両国の協力は、「信頼できるサプライチェーン(供給網)」の構築においても重要だ。大国の自国優先主義が高まっている中、両国はお互いを、未来の競争力を確保する上で必要なパートナーと認識すべきだ。
両国が得るもの、失うものを比較する「相対的な利益」を考えるのではなく、共に協力することで生み出せる「絶対的な利益」に目を向けることが必要だ。我々には、共に見つめる未来がある。【構成・ソウル渋江千春】
尹錫悦政権の価値観外交
昨年5月に就任した尹錫悦大統領は、就任直後から自由、民主主義、人権などの普遍的な価値を共有する国との連帯を強化する「価値観外交」を展開。同年12月には外交・安全保障の基本方針となる「自由・平和・繁栄のインド太平洋戦略」の最終報告書を発表し、同盟国である米国と歩調を合わせた。
北朝鮮の核・ミサイル対応に関しても、米国との同盟強化で対抗する姿勢を鮮明にしている。また、日本を「過去の軍国主義侵略者から、我々と普遍的な価値を共有し、安全保障と経済、グローバルアジェンダ(全世界的な課題)で協力するパートナー」と位置づけ、関係改善に積極的に取り組んでいる。